特徴①	魅力はストレートだ。最速153km/hで先発時は常時140km/h前後。肘を柔らかく使えるので腕が縦に振れ回転の質が良さそうだ。空振りが多く奪えており、ノビのあるボールとなっている。村上頌樹に近い印象だ。
特徴②	変化球はカットボール、スライダー、カーブ、フォークを持ち球としている。主にスライダー、カーブを投げるが、決め球とまでは言えないレベルだ。上のレベルでやるには、もう一段階上のレベルの変化球習得が必須だろう。
特徴③	制球面で課題がある。高めに浮くケースや抜け球が多い。高レベルのストレートは逆に高めに浮くほうが威力が出るので問題ない。しかし、変化球のバラつきは致命傷になりかねない。変化球の精度UPがカギとなるだろう。

名前	村上泰斗(むらかみたいと)
生年月日	2007.02.20
ドラフト年	2024 年
所属	神戸弘陵
経歴	白金メッツ（白金小学校） → 大阪箕面ボーイズ（猪名川中学校）→ 神戸弘陵
出身(地域)	兵庫県(近畿)
解説	白金小学校一年生時に白金メッツで野球を開始。猪名川中学校では大阪箕面ボーイズに所属。神戸弘陵では入学後に志願して投手に転向。一年生秋に142km/hを計測し、冬には球速を上げるため、YouTubeのトレーニングを取り入れた。二年生春季大会では背番号11として、レフト兼投手として貢献。準決勝の滝川第二戦ではレフトとしてスタメン出場し、リリーフとしても1 1/3回を投げ無失点に抑えている。 6月の練習試合では自己最速を更新する152km/hを計測。夏の選手権予選では、三回戦・四回戦でリリーフとして完ぺきな投球で勝利に貢献。五回戦の滝川第二戦で先発し、坂井陽翔との投げ合いの中、5 2/3回自責点3ながら、5奪三振の投球を見せた。秋季大会では背番号1を任され、三回戦の彩星工科戦に先発。 3回6奪三振ながら、4四球と課題を見せ、4回途中1失点で降板となっている。三年生六月には生光学園との練習試合に登板。 10球団40名のスカウトが視察する中、5回1安打無失点11奪三振の投球を見せた。夏の選手権予選では初戦の飾磨工戦で11奪三振で完投勝利。三回戦の西宮今津戦ではビハインドの8回ノーアウト一二塁から登板し、三者連続三振でピンチを切り抜けた。結果、2回無失点5奪三振の投球を見せるもチームは逆転できずに敗戦となった。

守備位置	投手,
投打	右投右打
身長	180 cm
体重	76 kg
最高球速	153 km/h
変化球	スライダー, カットボール, カーブ, フォーク
総合評価	A 評価
解説	最速153km/hの本格派右腕。空振りを奪えるノビのあるストレートが魅力。変化球はカットボール、スライダー、カーブ、フォークが持ち球。制球面では課題があり、ランナーを貯めてしまう場面も。細身&早生まれで伸びしろは抜群。

チーム名	上位指名	リストアップ
西武
ホークス
日本ハム		〇
オリックス		〇
ロッテ
楽天
広島		〇
ヤクルト		〇
巨人		〇
横浜		〇
中日		〇
阪神	〇