特徴①	魅力は飛距離である。大学日本代表選考合宿時に計測した置きティーでの打球速度は162km/hを計測した。コーチから「NPBでも上位レベル」という打球速度が持ち味だ。打球速度が速いことが抜群の飛距離に繋がっているのだろう。
特徴②	身体能力の高さも魅力だ。遠投110mと強肩で、50m走6.3秒と走力も高い。一塁到達では、泳ぎ気味で4秒前後を計測し、瞬発力の高さを見せている。その為、一塁手だけでなく、二塁手や三塁手への挑戦にも期待したい。
特徴③	ホームランは魅力だが三振数は非常に多い。打てるボールをしっかり見ていくタイプなので、追い込まれた対応になりやすい。追い込まれても当てに行くのではなく、しっかり振っていくので、コンタクト率はどうしても下がる。仕方のない部分はあるが、今後どこまで改善できるかに注目したい。

名前	廣瀬隆太(ひろせりゅうた)
生年月日	2001.4.7
ドラフト年	2023 年
所属	慶応大
経歴	小山ドラゴンズ（慶應義塾幼稚舎）→ 世田谷西シニア（慶應義塾普通部）→ 慶應義塾高校 → 慶應大
出身(地域)	東京都(関東)
解説	慶應義塾幼稚舎一年生時から小山ドラゴンズで野球を開始。慶應義塾普通部では世田谷西シニアに所属。三年生時に全国大会に出場した経験を持つ。慶應高校では一年生秋からベンチ入り。二年生春の選抜では、初戦の彦根東戦で代打で出場している。夏の選手権予選では四番を任され、準々決勝の桐蔭学園戦、決勝の桐光学園戦でホームランを放ち、チームの優勝に貢献した。甲子園では二回戦の高知商戦で甲子園初安打を放っている。三年生夏の選手権予選では、四回戦の東海大相模戦でホームランを放つも敗戦となっている。慶應大では一年生春からベンチ入りし、秋季リーグでは一塁のベストナインを獲得。二年生春季リーグでは優勝を経験。続く全日本選手権では、準決勝の上武大戦でタイムリースリーベースを放った。決勝の福井工大戦では一番セカンドを任され、2安打1打点の活躍で勝利に貢献し、全国制覇を経験。三年生春季リーグでは二塁手を任され、4本塁打を放ち、二塁手のベストナインを獲得。リーグ戦終了後には大学日本代表に選出され、ハーレム国際に出場。三位決定戦のアメリカ戦では四番を任されている。 12月には再び大学日本代表候補に選出され、強化合宿に参加している。

守備位置	一塁, 二塁
投打	右投右打
身長	182 cm
体重	91 kg
遠投	110 m
50m走	6.3 秒
総合評価	A 評価
解説	NPBトップレベルの打球速度を誇るスラッガー。鋭いスイングから放つ飛距離は圧巻の一言。身体能力が高く、肩力や脚力のレベルも高い。三振数が多く粗削りな印象はあるが、それ以上に魅力を感じる選手だ。

チーム名	上位指名	リストアップ
西武
ホークス
日本ハム		〇
オリックス
ロッテ		〇
楽天		〇
広島	〇
ヤクルト		〇
巨人
横浜
中日
阪神