特徴①	最速152km/hのストレートが最大の魅力だ。相手打者が振り遅れたりファールにしている。回転が特殊のようで、ジャイロ気味である。通常のストレートと軌道が違うので打ち損じる傾向にある。初見ではなかなか打たれにくいだろう。
特徴②	変化球はスライダー、カーブ、フォークを持ち球としている。 130km/h前後のスライダーを決め球としており、回転がツーシームジャイロとなっている。その為、回転軸のバラツキにより横に変化したり縦に落ちたりする。また、回転数の多い115km/h前後のカーブや回転数が多く見極めしにくい130km/h前後のスプリット系のフォークと球種は多彩だ。
特徴③	制球力はまずまずだ。アバウトではあるがストライクに投げ込めている。ただ逆球も多く、甘く入るケースも多い。こういった投げミスを減らしてくことが今後の課題だろう。

名前	小孫竜二(こまごりゅうじ)
生年月日	1997.9.15
ドラフト年	2022 年
所属	鷺宮製作所
経歴	金沢ボーイズ（金沢市立犀生中学校）→ 遊学館高校 → 創価大学 → 鷺宮製作所
出身(地域)	石川県(中部)
解説	兄の影響で5歳から野球を開始。金沢市立犀生中学校では硬式野球チームの金沢ボーイズに所属。遊学館高校では一年生秋から外野手としてベンチ入りを果たす。二年生春季大会ではリリーフとして4試合に登板。夏には先発投手として2試合を投げている。三年生春には最速144km/hを記録し、県大会優勝、北信越大会ベスト8に貢献。夏の選手権では34 2/3イニングでわずか3失点という好成績で県大会優勝、甲子園出場を決める。甲子園では初戦で3失点関東するも続く東海大相模線で6失点となり敗戦となっている。プロ志望届を提出するも指名漏れとなり創価大学へ進学。進学後は一年生春からリーグ戦に出場し、2勝を挙げる。二年生春には3勝を挙げ、防御率1.83を記録。秋にはリーグ優勝に貢献し明治神宮大会でも4回無失点と好投。三年生春には調子を崩すも秋には5勝を挙げ最多勝を受賞。四年生春は右足甲を痛めた影響で登板機会を減らすも防御率は1点台という安定感を継続。秋にはプロ志望届を提出したが指名漏れ。鷺宮製作所では一年目から公式戦に出場。二年目の都市対抗予選では初戦のJPアセット証券戦で3球団のスカウトが視察する中、5 1/3回を1失点に抑え、勝利に貢献している。

守備位置	投手,
投打	右投右打
身長	180 cm
体重	85 kg
最高球速	152 km/h
変化球	スライダー, カーブ, フォーク
総合評価	B 評価
解説	最速152km/hの本格派右腕。ストレートで空振りやファールが奪えるタイプ。変化球はスライダー、カーブ、フォークを持ち球とし、スライダーが決め球。制球がバラツキ傾向にある粗削りな投手といった印象。

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