特徴①	魅力はストレートだ。最速148km/hで常時140km/h前後と出力は高くない。それでも空振りが多く奪えるノビのあるボールだ。肘を柔らかく使え腕を縦に振れるので質のいい回転なのだろう。球速ではなくキレで勝負するタイプだ。
特徴②	変化球はスライダー、カーブ、フォークが持ち球だ。スライダーは決め球として空振りが奪えている。変化球の投球割合が一番多いので自信があるボールのようだ。
特徴③	制球力は高い。多少のばらつきはあるが、ほぼ捕手の構えたコースに投げられている。外角で見逃し三振を奪ったり、インコース高めで誘ったりと自由自在だ。四死球で崩れるタイプではない。

名前	津嘉山憲志郎(つかやまけんしろう)
生年月日	2006.07.24
ドラフト年	2024年
所属	神戸国際大付
経歴	美東ドラゴンズ（美東小学校）→ 沖縄市立美東中 → 神戸国際大付
出身(地域)	沖縄県(九州)
解説	五歳時から美東小学校卒業まで美東ドラゴンズに所属。沖縄市立美東中では軟式野球部に所属し、三年生冬に硬式球で148km/hを計測した。神戸国際大付では一年生夏からベンチ入り。リリーフとしてチームをけん引し、28イニングを投げ防御率0.64という好成績を残し、チームの準優勝に大きく貢献した。秋から先発を任され、秋季県大会準決勝の須磨翔風戦、準決勝の社戦で完投勝利を挙げている。近畿大会では初戦の大阪桐蔭戦で先発し、6回5失点（自責点1）で敗戦を喫した。二年生夏の選手権予選では、初戦の星稜戦で15奪三振完封。五回戦では堀柊那擁する優勝候補の報徳学園戦で9奪三振を奪う力投で金星を挙げた。準決勝の社戦ではビハインドの3回途中からリリーフ登板し、7 2/3回自責点0の投球もチームは敗戦となる。秋にひじ痛を発症し、打者に専念するも、準決勝の報徳戦で復帰登板を果たすが、3 2/3回2失点で降板となり、チームも敗戦となった。 11月にトミージョン手術を決意。 3年生時は打者としてチームを支えるも、夏の選手権予選では準々決勝敗退となっている。

守備位置	投手
投打	右投右打
身長	178 cm
体重	92 kg
最高球速	148 km/h
変化球	スライダー, カーブ, フォーク
総合評価	C 評価
解説	2年生時点で最速148km/hを計測。ノビのあるストレートとスライダーが武器。制球面でも安定した完成度の高い投手だ。手術からの復帰後にどこまで成長しているか非常に楽しみな投手だ。

チーム名	一位指名	リストアップ
巨人
阪神	〇
横浜
広島
ヤクルト
中日		〇
ホークス
日本ハム
ロッテ
楽天
オリックス
西武