特徴①	最大の魅力はノビのあるストレートだ。最速153km/hで力を入れる場面では140km/h後半を記録する。回転量が2500rpm以上と多く、ジャイロ成分が少ない質の良い球質となっており、ドラフト2021候補の中でもトップクラスのようだ。その為、プロでも十分通用するストレートと言えるだろ。
特徴②	変化球はカットボール、カーブ、チェンジアップを持ち球としている。主にカットボールを軸に投球を組み立てており、自信があるボールのようだ。 130km/h前後で、そこまで球速は速くないが、切れが良く空振りも奪えている。その他には、120km/h台のチェンジアップ、回転効率の高い120km/h弱のカーブと球種構成は良さそうだ。
特徴③	制球面ではやや課題がありそうだ。きっちりコースに投げ分けるタイプではなく、アバウトに投げ込むタイプだ。しかし、ボール自体の球質が非常に良いので、ボール球でも振らせることができる。その為、上のレベルでも四死球で崩れることは無いだろう。

名前	北山亘基(きたやまこうき)
生年月日	1999.4.10
ドラフト年	2021年
所属	京都産業大
経歴	京北ファースト少年野球クラブ（京都市立京北第一小学校） → 京都市立周山中学校 → 京都成章高校 → 京都産業大
出身(地域)	京都府(近畿)
解説	京都市立京北第一小学校三年生時に京北ファースト少年野球クラブで野球を開始。五年生時に投手転向。京都市立周山中学校では軟式野球部に所属。京都成章高校では一年生春からベンチ入り。夏の選手権予選では背番号10として、日星戦で先発するも3 1/3回で降板となり敗戦。二年生春から背番号1としてチームを牽引。夏の選手権予選では初戦の福知山戦で1/3回のリリーフ登板のみで終わる。三年生春季大会では初戦の洛星戦で16奪三振ノーヒットノーランを記録。夏の選手権予選では全6試合に登板し5完投でチームの優勝に大きく貢献。続く甲子園では初戦の神村学園戦で11奪三振の力投もサヨナラ負けを喫している。プロ志望届を提出するも指名漏れとなり、京都産業大に進学。一年生春季リーグからベンチ入りを果たし、秋季リーグでは9試合に登板し防御率0.96を記録。二年生から先発を任されると、春季リーグでは3勝を挙げ新人賞を獲得。秋季リーグでは自己最速を更新する151km/hを記録している。四年生春季リーグでは、開幕から2試合連続完封、4試合連続完投で7試合中5試合で完投する活躍を見せた。秋季リーグでは、初戦の神戸学院戦で9球団のスカウトが視察する中、自己最速を更新する152km/hを記録している。さらに中1日で迎えた神戸学院三回戦では、自己最速を更新する153km/hを記録している。

守備位置	投手
投打	右投右打
身長	182 cm
体重	80 kg
最高球速	153 km/h
変化球	スライダー, カットボール, カーブ, フォーク
総合評価	S 評価
解説	最速153km/hの本格派右腕。ノビのあるストレートが最大の魅力。変化球はスライダー、カットボール、カーブ、フォークが持ち球。やや制球面で課題がある。

チーム名	一位指名	上位指名	リストアップ
巨人			〇
阪神			〇
横浜
広島
ヤクルト
中日	〇
ホークス
日本ハム			〇
ロッテ
楽天
オリックス
西武		〇