特徴①	最速149km/hの勢いのあるストレートを投げ込む。回転の質がバラついており、カット気味に変化したり気味に変化している。その為、思った以上に空振りが取れていない印象だ。しかし、時折投げる指にかかったボールはしっかり空振りが取れている。質のバラツキが抑えられれば、ワンランク上の投球が出来るだろう。
特徴②	変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球としてる。スライダーは変化量が大きく、空振りが取れている。一級品といって良いボールだろう。また、少し速めのカーブも縦に大きな変化をしており、打者の目線を変える良いボールだ。さらに、チェンジアップは変化量は大きくないものの、しっかり腕が振れている。以上のように、変化球はどのボールもレベルが高い。
特徴③	制球力はまずまずといった印象だ。概ね捕手の構えたコースに投げ分けられている。相手打者のインコースにもつけており、左右コースに投げ分けられている。ただ、抜けるボールもまだまだあるので、こういった無駄球を無くせると、さらに安定した投球が出来るだろう。

名前	浅田将汰(あさだそうた)
生年月日	2001.4.23
ドラフト年	2019年
所属	有明高校
経歴	庄内ジャガーズ（飯塚市立庄内小学校）→ 飯塚ボーイズ（飯塚市立庄内中学校）→ 有明高校
出身(地域)	福岡県(九州)
解説	飯塚市立庄内小学校二年生時に庄内ジャガーズで野球を開始。野球の他に少林寺拳法も習う。小学校六年生時には県大会優勝を経験。飯塚市立庄内中学校では飯塚ボーイズに所属。中学校三年生時には九州大会で優勝を経験。九州代表に選出され、世界大会にも出場している。有明高校では一年生春からベンチ入り。夏の大会では三番ライトとしてリリーフ登板も果たすも、敗戦となっている。秋からはエースとして、県ベスト8、二年生春には最速145km/hを記録。夏の大会では準々決勝敗退となるも、秋の練習試合では148km/hを記録。三年生春には高校侍ジャパン一次候補に選出され、紅白戦で8人を無安打に抑える。夏の予選では、4試合全てで登板し、自己最速の149km/hを記録するなど好投するも準決勝敗退となる。 U18日本代表に選出されU18ワールドカップに参加。オーストラリア戦では風の影響で調子が上がらなかったが、2試合計6イニングで11奪三振と実力の高さを証明した。

守備位置	投手
投打	右投右打
身長	181 cm
体重	85 kg
最高球速	149 km/h
変化球	スライダー, カーブ, チェンジアップ
総合評価	A 評価
解説	最速149km/hの本格派右腕。常時140km/hを超える勢いのあるストレートを投げ込む。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップが持ち球。制球力はまずまずで、左右のコースに投げ分ける技術力を持つ。全体的にレベルが高い投手である。