特徴①	一番の魅力は、勢いのあるストレートだ。相手打者が振り遅れたり空振りするシーンが多く、ボールの勢いを感じる。シュート回転気味ではあるものの、回転数が多いのがその理由だろう。
特徴②	変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークを持ち球としている。その中でもスライダーを軸に投球を組み立てており、自信があるボールなのだろう。球速は130km/h前後で、変化量は大きくないものの、腕がしっかり振れており、小さく鋭く変化している。決め球として十分使えるレベルだろう。また、フォークやチェンジアップを左打者相手に投げられるのも好印象。
特徴③	制球力はまずまずといった印象だ。概ね捕手の構えたコースに投げられているが、時折抜けるボールもある。こういったバラツキを抑えることが、今後の課題だろう。ただ、相手打者のインコースに突けるのは高評価。

名前	浜屋将太(はまやしょうた)
生年月日	1999.1.26
ドラフト年	2019 年
所属	三菱日立パワーシステムズ
経歴	大崎ソフトボールスポーツ少年団（大崎町立大崎小学校）→ 鹿児島大隅ボーイズ（大崎町立大崎中学校）→ 樟南高校 → 三菱日立パワーシステムズ
出身(地域)	鹿児島県(九州)
解説	大崎町立大崎小学校時に大崎ソフトボールスポーツ少年団でソフトボールを開始。大崎町立大崎中学校では鹿児島大隅ボーイズに所属。樟南高校では一年生夏からベンチ入り。夏は四回戦敗退、二年生夏は二回戦敗退となる。二年生秋は準優勝で九州大会に進出するも一回戦負け。三年生春は準優勝すると、夏の大会では延長15回再試合の末、優勝を果たしている。夏の甲子園では1回戦で勝ち投手になるも、二回戦で打ち込まれ敗戦となる。三菱日立パワーシステムズでは一年目から公式戦に出場。社会人になってから食トレと筋トレを開始し、高校時代から15キロの増量に成功。球速が大幅にアップし、最速148km/hを記録するまでに成長。三年目には自身初の都市対抗野球大会に出場し、1 2/3を4奪三振、無失点の圧巻の投球を披露。今後の活躍が期待される。

守備位置	投手,
投打	左投左打
身長	175 cm
体重	81 kg
最高球速	148 km/h
変化球	スライダー, カットボール, カーブ, チェンジアップ
総合評価	A 評価
解説	最速148km/hのストレートが武器の本格派左腕。ストレートで空振りやファールが奪えるタイプである。変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを持ち球として、スライダーを軸に投球を組み立てる。制球力はまずまずで、相手打者のインコースを突いていく強気の投球が印象的。