特徴①	最大の特徴は勢いのある速球だ。長身を生かした投球フォームで、上から投げ下ろすように最速144km/hの速球を投げ込む。さらに回転の質が良いので、空振りやファールが取れるタイプの投手だ。まだ一年生ということもあり、今後どこまで球速が伸びるか注目である。
特徴②	多彩な変化球を持っている。持ち球は、ツーシーム、スライダー、カーブ、フォークと多い。中学時代からツーシームを投げており、「魔球」と言われているほどだ。金属バット相手には動く球はそこまで有効ではないが、木製バット相手には有効だろう。この先の野球人生でも十分活躍できるだろう。
特徴③	比較的安定した制球力がある。秋季大会では1試合乱調があったが、その他の4試合では1与四球と少ない数字だ。本人も「ストライクを取りにいきすぎる」とコメントしており、制球力が高いだけにストライクゾーンで勝負してしまいがちだ。今後はいかにボール球を投げるか？というところが課題だ。これが出来るようになれば、さらにワンランク上の投手になれるだろう。

名前	木下幹也(きのしたもとや)
生年月日	2002
ドラフト年	2020年
所属	横浜高校
経歴	羽沢フォースターズ（練馬区立開進第四小学校）→ 世田谷西シニア（練馬区立開進第三中学校）→ 横浜高校
出身(地域)	東京都(関東)
解説	練馬区立開進第四小学校時に羽沢フォースターズで野球を開始。小学校6年生時にはジャイアンツジュニアに選出される。練馬区立開進第三中学校では世田谷西シニアに所属。中学三年生時には140km/hを超える速球を武器に、全国大会でMVP＆優勝を経験。「ビートたけしのスポーツ大将」に出演し、日本ハムの西川やホークスの松田を打ち取る。横浜高校では一年生夏からベンチ入りし、選手権予選では2登板するも、甲子園メンバーから外れる。続く秋季大会は背番号10として、5試合に登板する等、チームの県大会優勝に貢献。 2019年春の選抜出場は決まっており、活躍が期待される。なおチームメイトには一学年上に阪神からドラフト指名された及川雅貴、同学年には松本隆之介、津田啓史、度会隆輝がいる。

守備位置	投手
投打	右投右打
身長	185 cm
体重	85 kg
最高球速	144 km/h
変化球	ツーシーム, スライダー, カーブ, フォーク
総合評価	B 評価
解説	一年生ながら最速144km/hを投げ込む本格派右腕。身長185cmという恵まれた体格から投げ下ろすストレートは威力十分。さらに、回転の質が良く、ファールや空振りが奪える。持ち球はツーシーム、スライダー、カーブ、フォークと多彩。特にツーシームは中学時代から投げており、「魔球」と言われているほど。