特徴①	最速153km/hのストレートが魅力だ。腕を下げた投球フォームから勢いあるストレートを投げ込む。腕の振りがやわらかく、相手打者は球速よりも速く感じるだろう。ただ、腕を下げている分シュート回転しており、速球で空振りを奪いタイプでは無い。
特徴②	変化球はカットボール、スライダー、チェンジアップを主な持ち球としている。その他にもスプリット、ツーシーム、シュートを投げるようで、変化球は多彩だ。その中でも130km/h前後で鋭く変化するスライダー、135km/h以上の小さく変化するカットボールは一級品である。ストレートに注目しがちだが、変化球のレベルの高さが一番の特徴である。
特徴③	制球力はまずまずだ。概ね捕手の構えたコースに投げられている。ただ、時折高めに抜けたり逆球になるケースがある。こういった投げミスを減らすことが今後の課題だろう。

名前	山崎伊織(やまざきいおり)
生年月日	1998
ドラフト年	2020年
所属	東海大学
経歴	人丸ウイングス(明石市立人丸小学校) → 明石ボーイズ（明石市立大蔵中学校）→ 明石商業高校 → 東海大学
出身(地域)	兵庫県(近畿)
解説	明石市立人丸小学校一年生時に人丸ウイングスで野球を開始。明石市立大蔵中学校では明石ボーイズに所属。明石商業高校では一年生秋からベンチ入りし、二年生夏の大会では完封勝利を記録。同年代に吉高壮がいたため、三年生の春の選抜では登板機会は無し。春の県大会では登板機会を増やし、最速148km/hを記録。その後肘を痛め、夏の県大会では1番外野手として打率.428という成績を残す。プロから注目されるも、志望届は提出せず、東海大へ進学。東海大では、二年生春からリーグ戦出場を果たすと、5試合で3勝0敗、防御率0.68と大活躍。三年生春にもチームトップの3勝を挙げ、MVPを獲得し、チームのリーグ優勝に貢献。続く全日本大学野球選手権では15イニングで18奪三振を奪うなど、その高い実力を証明する。その後行われた大学侍ジャパン選考合宿では、5者連続三振という圧巻の投球で大学侍ジャパンに選出 3試合に登板し無失点の好投を披露している。秋季リーグでは二期連続のMVPに輝き、防御率0.20という成績を残す。続く関東地区大学野球選手権大会で怪我の為降板し、明治神宮大会は登板回避している。 12月の侍ジャパン強化合宿メンバーに選出されており、参加する予定だ。ちなみにチームメイトには2019ドラフト候補の海野隆司、原田泰成、ドラフト2020候補の小郷賢人がいる。

守備位置	投手
投打	右投左打
身長	181 cm
体重	72 kg
最高球速	153 km/h
変化球	スライダー, カットボール, チェンジアップ
総合評価	A 評価
解説	最速153km/hの本格派右腕。スリークウォーター気味から勢いあるストレートを投げる。変化球はカットボール、スライダー、チェンジアップを主な持ち球としている。制球力はまずまずだが、時折制球を崩す場面もみられる。まだまだ細身ということもあり、伸びしろ十分な選手だ。

チーム名	一位指名	上位指名
巨人
阪神
横浜
広島		〇
ヤクルト
中日	〇
ホークス
日本ハム
ロッテ
楽天
オリックス
西武