特徴①	最速154km/hのストレートは魅力だ。大学に入ってから球速を伸ばしており、まだ伸びる可能性が有る。ただ、回転の質は良くなく、マッスラ気味なので、空振りが取れていない。個人的には、これだけの球速があるので、空振りが取れる質の良い真っすぐにチェレンジして欲しいと願う。
特徴②	変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球としている。スライダーは変化量も大きく空振りが取れており、決め球として十分使えるレベルだ。変化球の大半はスライダーなので、スライダーには自身があるのだろう。
特徴③	制球力には課題がある。逆球や抜け球が多く、四球を出す場面も多い。特に高めに浮いたボールを痛打されており、もうワンランク制球力を上げたいところだ。

名前	福森耀真(ふくもりようま)
生年月日	1997.9.27
ドラフト年	2019年
所属	九州産業大学
経歴	光インパルス（柏市立豊小学校）→ 守垣スラッガーズ（北九州市立守恒小学校）→ 北九州市立守恒中学校 → 福岡県立北九州高校 → 九州産業大学
出身(地域)	千葉県(関東)
解説	柏市立豊小学校一年生時に光インパルスで野球を開始。四年生時に北九州市立守恒小学校に転校後は、守垣スラッガーズに所属。北九州市立守恒中学校では軟式野球部に所属。福岡県立北九州高校では一年生夏からベンチ入りし、秋からはエースとしてチームをけん引。三年生の夏の選手権予選で4回戦まで進むも敗退となり、甲子園は未出場。九州産業大学では一年生春からリリーフとして出場し、146km/hをマーク。その後、右肘を疲労骨折し、1年秋から2年秋までで、リーグ戦の出場は2イニングのみに終わる。三年生の春季リーグから復活すると、151km/hをマークする等活躍し、春季リーグからは先発として3勝を挙げる。四年生の春季リーグでは自己最速の154km/hを記録し、最優秀防御率のタイトルを獲得。チームのリーグ優勝に大きく貢献。全日本大学野球選手権に出場するも、制球を乱し3 2/3回で降板し敗退となる。

守備位置	投手
投打	右投右打
身長	177 cm
体重	82 kg
最高球速	154 km/h
変化球	スライダー, カーブ, チェンジアップ
総合評価	C 評価
解説	最速154km/hの本格派右腕。球速はあるモノの、空振りが奪える質の良いストレートではない。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球としており、スライダーを軸に投球を組み立てる。制球力には課題があり、抜け球や逆球が多く、死球を出す場面が多い。まだまだ粗削りだが、課題を克服できれば大化けする可能があるのは魅力だ。