特徴①	特徴は右打者のクロスファイアーである。一塁側のプレートを踏み、そこからさらに一塁方向にインステップで踏み出してクロス気味に投げる。そこから右打者の内角に食い込むボールは角度があり勢い抜群だ。打者が振り遅れたり、詰まるケースが多く、非常に厄介なボールである。回転数も菊池雄星並みとなっているようだ。
特徴②	小柄ながら勢いのあるストレートを投げ込む。最速145km/hで常時140km/h前後の速球は勢いを感じる。高めの釣り球にも打者がついつい手が出てしまうほどで、速球の質は良い。若干質のバラツキがあるので、質を安定させるとさらに安定した投球が出来るだろう。
特徴③	変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップが持ち球で、中でもスライダーの割合が多い。スライダーは変化量も大きく、左右打者どちらにも有効に投げられる。また、腕の振りがストレートと変わらずに投げることが出来るので、空振りを奪いケースが多い。全体的に低めに投げられるタイプで技術力が高い。

名前	宮城大弥(みやぎひろや)
生年月日	2001.8.25
ドラフト年	2019年
所属	興南高校
経歴	志真志ドラゴンズ（宜野湾市志真志小学校） → 宜野湾ポニーズ（宜野湾市立嘉数中学校）→ 興南高校
出身(地域)	沖縄県(九州)
解説	宜野湾市志真志小学校入学前から志真志ドラゴンズで野球を開始。宜野湾市立嘉数中学校では宜野湾ポニーズに所属。三年生時にはU-15侍ジャパンに選出され、ドラフト候補である及川雅貴とプレー。興南高校では一年生春からベンチ入り。夏の選手権予選では6試合に登板し、防御率0.40という成績でチームの甲子園出場に大きく貢献。甲子園初戦では先発するも打ち込まれ敗戦。二年生夏にも甲子園出場を果たし、初戦の土浦日大戦でノーアウト満塁から圧巻の投球を披露し話題となる。続く秋季九州大会では初戦で14奪三振完投し、最速145km/hをマークするも、チームはベスト8で敗退し選抜出場とならず。三年生春季大会では自己最速を更新する149km/hを記録し、沖縄大会優勝・九州大会準優勝を果たす。夏の予選では好投を披露するも、連投の疲労から決勝では打ち込まれ敗戦となる。 U18日本代表に選出され臨んだU18ワールドカップでは安定した投球を披露。計3試合で防御率1.04という成績を残している。

守備位置	投手
投打	左投左打
身長	171 cm
体重	78 kg
最高球速	149 km/h
変化球	スライダー, カーブ, チェンジアップ
総合評価	S 評価
解説	最速149km/hの速球が武器の左腕投手。一塁方向にインステップで大きく踏み込んで投げる、変則気味の投球フォーム。そこから右打者にクロスファイアーで内角に投げ込む強気のピッチングが持ちあじ。速球の質は良く、ストレートで空振りやファールを奪えるタイプ。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球としており、スライダーを軸として投球を組み立てる。制球力もまずまずで、特に右打者の内角にしっかり投げ込め、変化球を低めに集める。完成度の高い投手である。

チーム名	一位指名	上位指名	リストアップ
巨人		〇
阪神
横浜		〇
広島
ヤクルト
中日
ホークス		〇
日本ハム
ロッテ		〇
楽天
オリックス
西武		〇