特徴①	魅力はストレートだ。最速153km/hで常時140km/h中盤、ストレートで空振りが奪えており、勢いを感じる。回転数はMLB平均レベルで回転軸が非常に良い。その為、ノビのある球質となっているようだ。
特徴②	変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークが持ち球だ。変化球の軸はスライダーで120km/h台と球速は遅めだ。しかし、変化量が大きいので空振りが奪いやすい反面、見逃されるケースも多くなる。球速が上がってくるともっと空振りが奪えるだろう。チェンジアップやフォークなども投げるが球数は少ない。この2球種で空振りが奪えるようになると投球の幅がグッと広がりそうだ。
特徴③	制球力はまずまずだ。多少のばらつきはあるが、どのボールもある程度制球出来ている。捕手の内角ストレート要求が多いが、それだけ制球力に信頼しているからだろう。四死球で崩れるタイプではなさそうだ。

名前	古謝樹(こじゃたつき)
生年月日	2001.8.18
ドラフト年	2023 年
所属	桐蔭横浜大
経歴	山友スターズ → 岩崎中学校 → 湘南学院 → 桐蔭横浜大
出身(地域)	神奈川県(関東)
解説	幼稚園年少時に山友スターズで野球を開始。岩崎中学校では軟式野球部に所属。湘南学院では二年生春季大会三回戦の磯子戦で1失点完投勝利を挙げる。秋から主将を任され、エースとして臨んだ秋季県大会では四回戦の湘南工科大付戦で先発し、8回5失点で敗戦となる。その後、腰の疲労骨折で離脱している。三年生春季大会から復帰し、県大会3回戦の日大戦で8奪三振を奪う好投を見せた。夏の選手権予選では、初戦の星槎国際湘南戦で完封。三回戦の相模原戦ではリリーフとして登板するも、4 1/3回4失点で敗戦となる。桐蔭横浜大では二年生春季リーグの神奈川工科大戦で初登板。 8回途中までノーヒットノーラン投球を見せた。続く鶴見大戦では初完封を記録するなど4勝を挙げる活躍で新人賞を受賞している。三年生春季リーグ後には大学日本代表に選出され、選考合宿に参加。秋季リーグでは5勝を挙げる活躍を見せ、チームの優勝に貢献し、最優秀投手賞を受賞している。

守備位置	投手,
投打	左投左打
身長	181 cm
体重	75 kg
最高球速	153 km/h
変化球	スライダー, カーブ, フォーク, チェンジアップ
総合評価	A 評価
解説	最速153km/hの本格派左腕。ノビのあるストレートで空振りが奪える。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークと多彩。制球面でもまずまず安定している。 75kgと細身できれいな投球フォームからは高いポテンシャルを感じる。将来が楽しみな選手だ。